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報告書

TIG溶接法によるアルミニウム合金溶接部の欠陥低減化技術

前田 彰雄; 大場 敏弘; 菊池 博之; 柴田 勝之

JAERI-Tech 2001-003, 48 Pages, 2001/02

JAERI-Tech-2001-003.pdf:5.95MB

アルミニウム合金は、研究炉や試験炉の構造材料として使用実績が高い。しかし、材料強度に関するデータが少なく、研究炉等における構造強度評価のために材料データ特に、溶接の強度データが必要である。そのため、母材と溶接部の諸性質を知る目的として、構造材であるA5052及びA6061について、各種の材料試験が実施された。工作課は、試験に使用する溶接継手板の製作に協力し、JIS-Z3105アルミニウム平板突合わせ溶接部の放射線透過試験の判定基準1類を満足する溶接継手板の製作を目標に、溶接施工法の検討と改良を主眼として技術検討を行った。本報告は、これらの溶接施工の問題点及び欠陥対策について、検討改良を行い、欠陥の極めて少ない溶接施工を行った技術資料としてまとめたものである。

論文

Re-weldability tests of irradiated austanite stainless steel by TIG welding method

土谷 邦彦; 河村 弘; Kalinin, G.*

Journal of Nuclear Materials, 283-287(Part.2), p.1210 - 1214, 2000/12

 被引用回数:27 パーセンタイル:82.67(Materials Science, Multidisciplinary)

核融合炉真空容器の候補材としてSUS316LNが考えられている。一方、真空容器の補修等を行う際に、照射されたSU316LNの再溶接が必要となる。本研究では、中性子照射したSUS316LNをTIG溶接法により溶接し、溶接試料の引張試験、硬さ試験及び金相観察を行い、照射済SUS316LNの再溶接性に対する中性子効果を調べた。JMTRにおいて、照射温度150$$^{circ}C$$で約2.0$$times$$10$$^{20}$$n/cm$$^{2}$$(E$$>$$1MeV)まで照射したSUS316LNを溶接し、引張試験片を製作した。引張試験の結果、未照射/未照射及び照射/未照射の組み合わせの溶接材は未照射母材部で破断し、中性子照射により生成したHeが溶接部の強度劣化に影響を及ぼさないことを明らかにした。そのほか、溶接部近傍の硬さ試験及び金相観察を行い、溶接性に関する考察を行った。

論文

Tensile results of low-activation martensitic steel irradiated in HFIR RB-11J and RB-12J spectrally tailored capsules

芝 清之; Klueh, R. L.*; 三輪 幸夫; 井川 直樹; Robertson, J. P.*

Fusion Materials Semiannual Progress Report (DOE/ER-0313/28), p.131 - 135, 2000/06

低放射化マルテンサイト鋼F82H及びF82H鋼TIG溶接材を、米国HFIR炉で、300$$^{circ}C$$及び500$$^{circ}C$$で5dpaまでスペクトル調整照射した試験片の引張試験結果について報告する。300$$^{circ}C$$照射では母材、溶接材ともに照射硬化が著しかったが、500$$^{circ}C$$照射では照射硬化は起こらなかった。溶接材の中では、溶接金属部は母材と同程度の照射硬化を起こしたが、熱影響部を含む継手材では照射硬化量は母材や溶接金属部の半分程度であり、熱影響部が照射による変化を受けにくいことがわかった。また、母材について、歪速度を10倍及び1/10倍に変えて引張試験を行った結果、早い歪速度では強度が高く現れる傾向があり、遅い歪み速度では伸びが小さく現れる傾向が見られた。

報告書

FINASによる溶接残留応力解析法の検討(その1)

加藤 猛彦*; 浅山 泰

JNC TN9400 2000-047, 114 Pages, 2000/03

JNC-TN9400-2000-047.pdf:8.25MB

溶接時に生じる残留応力を、汎用有限要素コードにより予測することができれば、FBRプラントの強度評価、余寿命評価の信頼性の向上に大きく寄与することができる。本研究では、FINASを用いて残留応力解析を行う手法を検討した。まず、簡易モデルを用いてパラメータを振って予備解析を行い、基本的な手法を提案した。本手法の要点は以下の通りである。(1)熱伝導解析は、予め層数分のモデルを作成しておき、順次データを受け渡す。(2)母材および溶接金属の構成則は多直線近似を用い、硬化則は等方硬化則とする。(3)金属の溶融状態は、応力が発生しないようにユーザサブルーチンで制御する。(4)入熱時の溶接金属の線膨張率は、零と置く。次に、本手法を用いて、狭開先TIG溶接を想定した5層の平板突合せ継手および管の突合せ継手の残留応力を予測し、既往研究結果と比較した。両者は良く一致し、本提案手法の妥当性を確認することができた。

論文

Reweldability test of austenitic stainless steels irradiated with helium ion

土谷 邦彦; 河村 弘; 三輪 幸夫; 浜田 省三

JAERI-Review 99-025, TIARA Annual Report 1998, p.111 - 113, 1999/10

核融合炉(ITER)用ブランケット冷却枝管においては、中性子照射されたものと中性子照射されていないものを溶接することが必要となる。したがって、補修・交換を考えた場合、溶接継手の機械的性質に対するHe生成量依存性、すなわち、溶接補修・交換を行ううえで許容されるHe生成量のしきい値を明らかにすることが重要になる。このための第1段階として、本研究では、サイクロトロンを利用してステンレス鋼(SUS316LN-IG: ITER用構造材の候補材)にHeを最大で20appmまで比較的均一に注入した後、TIG溶接を行い、溶接継手の組織観察を行った。この結果、約20appmまでヘリウムを注入したステンレス鋼の溶接が可能である見通しを得た。

論文

Reweldability tests of irradiated inconel 625 by TIG welding method

土谷 邦彦; 関村 直人*; 松田 福久*; G.Kalinin*; 清水 道雄; 河村 弘

Fusion Technology 1998, 2, p.1297 - 1300, 1998/00

核融合炉真空容器の候補材としてインコネル625が考えられている。一方、真空容器の補修等を行う際に、照射された構造材の再溶接が必要となる。本研究では、中性子照射したインコネル625をTIG溶接法により溶接し、溶接試料の引張試験、硬さ試験及び金相観察を行い、照射済インコネル625の再溶接性に対する中性子照射効果を調べた。JMTRにおいて、照射温度150$$^{circ}$$C及び200$$^{circ}$$Cで約1.5$$times$$10$$^{20}$$m/cm$$^{2}$$(E$$>$$1MeV)まで照射した試料を再溶接し、引張試験片を製作した。引張試験の結果、未照射/未照射及び照射/未照射の組合せの溶接材は、未照射母材部で破断し、溶接性が良好であることを明らかにした。また、溶接断面部の微視的観察結果から、熱影響部の粒界にHeと思われるバブルが、照射/照射の組合せの溶接材について観察された。以上の結果から、TIG溶接法による再溶接性に関する有望なデータを取得することができた。

報告書

ブランケット・モジュール支持脚溶接/切断方法の検討

戸上 郁英*; 中平 昌隆; 黒田 敏公*; 倉沢 利昌; 佐藤 聡; 古谷 一幸; 秦野 歳久; 高津 英幸

JAERI-Tech 96-032, 102 Pages, 1996/07

JAERI-Tech-96-032.pdf:2.72MB

核融合実験炉におけるブランケットは製作性及び保守性等の観点からトロイダル及びポロイダル方向に分割されたモジュール構造となっており、ブランケット・モジュールはプラズマのディスラプション時の電磁力に耐えるために支持脚により強固な後壁に接続されている。支持脚の接続方法は電磁力に対する高い信頼性等から溶接接続が有望であり、本件は溶接接続におけるその場溶接/切断方法の比較・検討と共に、実機への適用性に関する検討を行ったものである。溶接方法は現状技術及び予備R&Dの結果より、狭開先TIG溶接を主案とし、ヨウ素レーザ溶接を副案とした。一方、切断方法はプラズマ切断を主案とし、ヨウ素レーザ切断を副案とした。また、溶接/切断機器のアクセス方法、モジュール仮支持機構の検討及び予備R&D等を行った結果、実機への適用に対し、見通しを得ることができた。

論文

Reweldability test of irradiated SS316 by the TIG welding method

土谷 邦彦; 河村 弘; 小山田 六郎

Journal of Nuclear Materials, 233-237(PT.A), p.218 - 223, 1996/00

 被引用回数:9 パーセンタイル:62.07(Materials Science, Multidisciplinary)

ステンレス鋼は、核融合炉の炉内構造物及び真空容器の材料として有望視されている。そのため、照射された材料の再溶接が、メンテナンス等を行う際に重要となる。本研究において、Tig溶接法により製作した接合材の引張試験、硬さ試験、金相観察及びSEM/XMA分析を行い、接合材の特性評価を実施した。再溶接試験片としてSS316材を用い、JMTRにおいて温度:250$$^{circ}$$C、照射量:~1.4$$times$$10$$^{20}$$n/cm$$^{2}$$の条件で照射した。その結果、未照射/未照射及び未照射/照射試験片の引張強度は、未照射母材とほぼ同等であり、未照射材の部分で破断した。一方、照射/照射試験片の引張強度は、照射母材と比較して小さく熱影響部で破断した。この試験結果から、Tig溶接法による再溶接性に関する有望なデータを取得することができた。

論文

Fabrication of uranium-plutonium mixed nitride fuel pins for irradiation tests in JMTR

荒井 康夫; 鈴木 康文; 岩井 孝; 前多 厚; 笹山 龍雄; 塩沢 憲一; 大道 敏彦

Journal of Nuclear Science and Technology, 30(8), p.824 - 830, 1993/08

 被引用回数:7 パーセンタイル:60.43(Nuclear Science & Technology)

高速炉用新型燃料であるウラン・プルトニウム混合窒化物(U$$_{0.8}$$Pu$$_{0.2}$$)N燃料ピンを製作した。今回製作した4本のHeボンド形燃料ピンは、完成検査後、2本ずつ2体のキャプセルに組み込まれ、現在JMTRで照射中である。燃料ペレットは、N$$_{2}$$-H$$_{2}$$混合気流中における酸化物の炭素熱還元法により調製した。燃料組成は化学量論的組成の一窒化物であり、酸素および炭素の残留量は2,000ppm以下と高純度である。燃料ピンは、He雰囲気のグローブボックス中でのTIG溶接により製作した。照射中のギャップコンダクタンスに関する情報を得る目的で、1本の燃料ピン中にはペレット中心温度測定用の熱電対を挿入した。被覆管および端栓の材質はオーステナイトステンレス鋼を標準材として用いたが、1本の燃料ピンには、ボイドスエリング特性に優れたフェライト鋼を採用した。そのほか、燃料-被覆管の初期ギャップ巾などを照射パラメータとした。

論文

In-situ observation of an austenitic stainless steel weld joint during helium irradiation

浜田 省三; 北條 喜一; 菱沼 章道

Journal of Nuclear Materials, 205, p.219 - 224, 1993/00

 被引用回数:3 パーセンタイル:38.1(Materials Science, Multidisciplinary)

ヘリウムイオン照射下でのJPCA溶接継手の微細組織変化を調べた。実験に用いた試料は10%$$delta$$フェライト相を含むJPCAのTIG溶接継手の溶接金属部である。これを500$$^{circ}$$Cで電子顕微鏡内でヘリウムイオン照射し、その場観察を行った。照射を開始してまもなく$$delta$$相と母相の両者に微小なバブルが高密度で生じた。$$delta$$相中のバブルは照射が進むにつれ、成長しついには合体を始めた。一方、母相内のバブルの挙動は$$delta$$相のそれに比べて逆の傾向を示した。また、$$delta$$相の界面では照射が進むにつれ、照射促進変態により$$delta$$$$rightarrow$$$$sigma$$変態を生じた。この$$sigma$$相の組成は熱時効で形成された$$delta$$相に比べてCrとMoが富化し、FeとNiが欠乏していた。これらの結果から、多量のヘリウムイオンの注入は$$delta$$フェライト相でのバブルの成長ならびに$$delta$$$$rightarrow$$$$sigma$$変態を促進することが明らかになった。

報告書

フェライト系炉心材料(ラッパ管)の溶接施工法に関する試験研究(3)

関 正之

PNC TJ8009 91-001, 81 Pages, 1991/06

PNC-TJ8009-91-001.pdf:6.99MB

大型高速実証炉長寿命燃料集合体のラッパ管には、スエリングの小さい高強度高クロムフェライト系耐熱鋼が用いられる可能性がある。しかし、高強度高クロムフェライト系耐熱鋼はオーステナイト系ステンレス鋼に較べて溶接が難しく、ラッパ管として実用化するには溶接施工法の確立が必要である。初年度(平成元年)の研究では三種類の溶接法(TIG、電子ビーム溶接、レーザー溶接)の比較を行い、電子ビーム溶接法が溶接ビード形状、溶接欠陥、引張性質、曲げ性質、衝撃性質、クリープ破断強度などで最適であることを見いだした。前年度は電子ビーム溶接法により、ラッパ管とラッパ管と同材質の模擬エントランスノズルとを円周溶接するための溶接条件の検討、溶接後の割れ防止のための後熱処理条件の検討を実施した。本年度は、前年度に検討した後熱処理条件(真空熱処理炉)行われたものと同等の硬さ、組織を目標に電子ビーム法による局部焼鈍処理法を検討し、最終的にはラッパ管とエントランスノズルを電子ビーム溶接した供試材を用い、電子ビーム法による局部焼鈍条件を見い出した。

報告書

第1回JMTR照射用ウラン・プルトニウム混合窒化物燃料ピン(88F-5A)の製作

鈴木 康文; 岩井 孝; 荒井 康夫; 笹山 龍雄; 塩沢 憲一; 大道 敏彦; 半田 宗男

JAERI-M 90-116, 47 Pages, 1990/07

JAERI-M-90-116.pdf:2.08MB

高速炉用新型燃料であるウラン・プルトニウム混合窒化物燃料の照射挙動を把握し、その健全性を実証するためにJMTRでの第1回目の照射試験用燃料ピンを製作した。2本組のヘリウムボンド燃料ピンのうち1本については、燃料中心温度を測定するために熱電対を計装した。本報告書では燃料ピンの設計、燃料ペレットの製造と確性試験、燃料ピンの溶接と検査までの工程のほか、今回新たに設置したTIG燃料ピン溶接装置の概略についても紹介する。

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